住まいによって外壁塗装した方が良いタイミングは異なるの?
お住まいの環境によって、再塗装した方が良いタイミングは異なります。
特に交通量の多い道路に面した住宅の場合、排気ガス汚れが付きやすいというデメリットがあります。
排気ガス汚れは油性の汚れで、付着してしまうと簡単に落ちてくれません。
大雨が降ったとしても、油は水では落ちないので硬化し、外壁にこびりついたままになってしまいます。
放置しておくと景観が良くないばかりか、塗膜との癒着が起こり、塗装剥がれに繋がってしまいます。
排気ガス汚れが付きやすい住宅ですと、7、8年に1回のペースで再塗装しなければいけない可能性があります。
他には海から近い住宅も外壁の劣化が進行しやすい状況です。
海からの影響として考えられるのが、塩害。
塩分を含んだ海水が風に乗って、近隣宅まで飛散してしまいます。
高層ビルなどは海から30キロ離れていても、被害があったという例もあるので、10キロ、20キロ程度では塩害の被害を受けてしまう可能性はあります。
屋根や外壁に付着してしまうと、錆の原因となります。
こまめな洗浄が理想ですが、現実的に頻繁に出来るものではないかもしれません。
その場合は錆が現れたタイミングで外壁の再塗装、屋根材の交換などを視野に入れておきましょう。